アイドルになってくれた君へ vol.2 -Sub Rosa-

2021.6.19

 

佐藤龍我くんがジャニーズになって5年の大事な日。

4年目の1年間は色んなことがあったね。

本当、色んなことがあったよね…

 

去年の今日。私は「アイドルになってくれた君へ」というタイトルでブログを書いていたみたいなので、さっき少し読んでみました。

正直、ビックリしました。

私の気持ちは、なんにも変わってなくて、むしろ去年より気持ちが大きくなっていました。

 

私が龍我くんを好きになったきっかけは、大好きだった、私の唯一無二のアイドルだった人が、活動休止をすると発表したあの日から、毎日人生のドン底みたいで、苦しかったあの日から、龍我くんが救ってくれたことでした。

そして今年は、その彼もアイドルとしてまた輝き出して、個人的には龍我くんとの共演をすごくすごく楽しみにしていました。

 

でも、そんな期待を膨らませていたある日。

「ああ、またか」推しを突然失う感覚。反吐が出るほど、苦くて、気持ち悪くて、落ち着かない。

やり場のない思いが膨らんで、どうしたらいいか分からなくて、でもこの気持ちに整理をつけなきゃならなくて。掌の小さな液晶から流れる動画には龍我くんが楽しそうにメンバーとゲームをしている姿が映っているのに。いつもみたいに、「龍我くん、アホだな〜」ってケラケラ笑いたいのに。

私は何も出来ませんでした。だって、何も分からなかった。こういう時、どうしたらいいんだっけ。あれ、上手く笑えないな。そんな風に思っては、無理矢理明るく振る舞うようにした。そうしないと、どうにかなりそうだった。

周りは当たり前のように責めた。

龍我くんを好きな私たちを含めて、攻撃してきた人もいた。

「私が何したの?龍我くんだって…」そんな思いに勝手に目から涙が溢れる日もあった。

「きっとすぐ帰ってくるって!」周りの友人に明るくそうは言うけど、本当に帰って来れるのかな???もし、アイドルを辞めてしまったら?そんな不安はいつも拭いきれなかった。怖かった。また目の前から光が消えていくようで、出来ることなら目を瞑って、何も知らないでいたかった。だけど、私たちには弱音を吐く場所すら無かった。辛かった。私はただ龍我くんが好きで、龍我くんに幸せになって貰いたい。ただそれだけなのに。

 

活動休止から約3ヶ月経った、3月9日の夜。毎日不安で、メールボックスを確認しては、落胆していた毎日からようやく解放される日が来た。正直、龍我くんの文章を読むのは、久しぶりで、なんだかVtuberのお気持ち配信を見るような不思議な緊張感に苛まれていた。私は後にも先にももう一生体験したくない気持ちでいっぱいになりながら、龍我くんの気持ちを何度も何度も読み返した。胸がいっぱいだった。本当に嬉しかった。

 

私は、あの期間のことを正直覚えていない。多分、いつものようにヲタクと電話して、愚痴って、美 少年たち天才だな〜だなんて言ってただけだ。5人でCDTVに出たことも、5人で東海ウォーカーの表紙を飾ったことも、全部全部覚えていない。

 

あの期間は私にとってターニングポイントだったのは間違いないと思う。誰がなんと言おうと、私は龍我くんが好きなんだって、龍我くんのいない人生なんて味気なくて、絶望的につまらなくて、なんの意味もないだなんて、そう思わせてくれた大切な時間だったんだって、そう思うことにした。

 

とうとう龍我くんがアイドル5年目の1歩を踏み出す。この先がどんなに辛くて、厳しくても、龍我くんは負けない。身体はひょろひょろだけど、でも強いから。

私も頑張ってみるね。龍我くんと、夢の先を見たいから。

 

佐藤龍我くん。入所5周年本当におめでとうございます。

アイドルとして正解なんてきっとない。だから、自分が思い描くアイドルになって欲しい。誰かに言われたから、だなんてダサいことを言う龍我くんは、龍我くんじゃない。素直で、真っ直ぐで、純粋な気持ちを忘れないでいてくれたら、私は嬉しいです。

 

君の将来は、薔薇の下で教えてあげるね。